博多雑煮レシピおぼえがき
大変ご無沙汰です。この1年間、公私共にいろいろありましたので、正月休みを利用してぼちぼちupしていきたいと思います...。
さて、この正月にお雑煮を、それも博多出身ならば博多雑煮を作ろうと思いまして、方々のレシピを当たった結果、一応下記を暫定版としたいと思います。
材料
だし汁
- あごだしパック 1袋
- 干し椎茸 2枚
- 昆布 10cmを2枚
- 水 500cc
調味料
- A(椎茸の戻し汁、砂糖小さじ1、しょうゆ小さじ1・1/2)
- B(塩・料理酒・しょうゆ・みりん 各少々)
作り方
- 昆布をしばらく水につけておき、あごだしパックを加えて水から火にかける。沸騰したら1〜2分煮出して火を止める。あくが出たら掬い取り、昆布とパックを取り出す(最後にキッチンペーパーで濾すとなおよい)。
- 干し椎茸は水200ccほど(分量外)にしばらくつけて戻し、半分に切ってAで軽く煮る。
- サトイモ(皮をむく)、人参(3mm程度輪切り)、かつお菜(3センチ長さ)はそれぞれ下ゆでする。かまぼこは1センチ厚さに切る。
- ブリは1切れにつき塩小さじ1/2程度を振り、30分ほど置く。キッチンペーパーなどで水気をふき取って、熱湯をかけ霜降りにする。
- (2)〜(4)のうち、かつお菜以外の材料を一人分ずつ小分けしておく。竹串に刺すと一人分ずつ調理しやすい。
- かつお菜は、器の底に敷く分と具をそれぞれ人数分で分けておく。
- 餅は水洗いして粉を落とした後、昆布を入れたお湯の中で温める。
- 別の鍋に(1)のだし汁を入れて火にかけ、一人分ずつ具を加えて煮立たせる。調味料Bで味を調える。
- 温めたお椀にかつお菜を敷き、その上に餅を置き、その上から串でつないだ具を抜いて入れ、かつお菜も入れ、熱いうちに汁を注ぐ。あれば、細く切ったゆず皮をあしらう。
調理メモ
- あごだしは本来、内臓を取り除いた焼きあごを一晩水につけたりするそうですが、この時期スーパーに行くと「だしパック」が売ってるのでたぶんそれを使ったほうが楽にできると思います。ちなみに、私は「茅乃舎だし」を使う予定です。
- かつお菜はこの時期福岡でわんさか見かけるのですが、もし他地域の方でかつお菜が見当たらないという方はほうれん草で代用できます。
- ブリの塩と湯引きはしっかりしましょう。ここで手を抜くと一気に生臭くなります。
- お餅の下ごしらえが大変なときはレンジでも多分...大丈夫です。
- 博多雑煮といえば「あごだし」「ブリ」「かつお菜」ですが、それ以外の具材は割と諸説入り乱れているようです。焼き豆腐・大根・有頭えび・鶏もも肉・するめ、などなど。皆さんもお好みでチョイスしてみてくださいね。あ、ゆずは入れたほうがいいと思います。皮をあしらうのも、吸い口に果汁を添えるのも。